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「神戸市生活保護関係新任職員研修 成年後見制度について」講師

10月15日(水)は神戸市からの依頼で、生活保護関係新任職員研修で「成年後見制度」をテーマに講師をさせていただきました。ケースワーカーのかたがたのお仕事は広範で、成年後見はその一つの分野であることを踏まえ、簡単な制度説明とともに、無料相談会の案内や申立てにつなぐ方法に重点を置いたご説明をしました。

権利擁護の場面では福祉関係者との連携は不可欠です。今回のご説明が後見の現場をつなぐネットワークの一助になれば嬉しいです。(澤井靖人)

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支部成年後見研修会「神戸家庭裁判所管内における後見支援制度の運用~後見制度支援信託・支援預(貯)金~」講師

9月30日(月)は、(公社)成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部主催の支部成年後見研修会で「神戸家庭裁判所管内における後見支援制度の運用~後見制度支援信託・支援預(貯)金」をテーマに講師をさせていただきました。

先日も静岡で開催されたシンポジウムにおいて同様のテーマで講師・パネリストを務めさせていただきましたが、全国的には既に多くの地域で支援預貯金の運用は始まっていますが、神戸家庭裁判所管内でも5月末から都市銀行・地方銀行・信用金庫・JAで順次運用を開始しました。特にみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行のいわゆるメガバンクが運用を開始したことは、今後の運用のさらなる拡がりに弾みをつけるものと思われ、会員の関心も高かったのか多くのかたがたにご出席いただきました。

「後見支援預貯金」は、成年後見制度利用促進法の基本計画で述べられる「後見制度支援信託に並立・代替する新たな方策」のひとつとして開発された商品で、「後見制度支援信託」と違いないように見えるがしくみには違いがあること、専門職後見人としてその違いを十分に理解して携わっていくべきことをお話ししました。個人的には、支援信託と支援預貯金の違いに十分な検討がされないまま、なし崩しに運用が拡がっていることには少し不安を感じています。始まったばかりであり、これからも運用は変化していくものと思われますので注視していきたいと思います。(澤井靖人)


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