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神戸学院大学の後期試験の問題の解答です。

3月16日のブログに書いた神戸学院大学の法実務入門講座の試験問題の解答です。

★問題 以下の事例について、①~③について述べよ
① Bは、どのような法的手続をとることができるか。
② ①の法的手続の結果、1000万円を請求してきた甲に対して、Bはどのような法的主張ができるか。
③ もし、あなたがBで下記事例の3で250万円の預金を相続していた場合、甲に対しどのような対応をしますか?
  なお、6の時点でのBの財産は、相続した250万円の残り200万円(一部使用した)及びB自身の財産100万円の
  合計300万円である。

★事例
1.平成21年12月1日、Aは死亡した。相続人は子供のBのみである。
2.平成21年12月4日、Bは喪主となって葬儀を執り行った。
3.Aに財産はなく、Bが相続した財産はない。
4.Aは生前、友人のCが、甲から1000万円を借りる際の連帯保証人になっていたが、Bはその事実を知らなかった。
5.平成22年9月1日、甲からBに対して、1000万円を返済するようにと手紙が届いた。
6.Bは、1000万円ものお金は持っておらず、支払いたくないと考えている。


★解答
① 家庭裁判所に対して、相続放棄(民法938条)を申し立てる。
② 初めから相続人でないので、負債も相続していないので支払い義務はない(民法939条)。
③ 個人版民事再生を申し立てる。
    その他の学生の解答例
     ・破産を申し立てる。
     ・あきらめて支払うが分割払いにしてもらえるよう交渉する。

③については学生から様々な解答がありましたが、Bさんは支払いたくないと考えている以上、法的に一番支払額が少なくなる個人版民事再生を模範解答としました。なお、個人版民事再生が認められると甲に対する支払額は自分の持っている財産の金額300万円と同じ額になります。(姥 圭太郎)

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