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成年後見研修会に参加しました

9月29日(土)、30日(日)に宝塚で成年後見研修会(近畿司法書士連合会・兵庫県司法書士会・(公社)成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部共催)が開催されました。
台風直撃の中の研修会となってしまいましたが、いろいろ勉強になりました。

特に家庭裁判所主任書記官・主任調査官による「専門職後見等監督人の職務について」の講義は、後見監督人の事務に関する書籍も少なく、また、家庭裁判所の考え方・姿勢を直接知ることのできる機会はめったにないだけに、非常に参考になりました。監督人選任事案について、監督形態ごとに一定の分類をおこない、分類ごとに家庭裁判所が後見監督に期待する事務のポイント等が示されたことで、今まで、監督人としてなにを期待されているのかが少し曖昧に感じていただけに、すっきりしたように思います。

以前、後見監督人として、不適正な財産管理をした親族後見人を解任請求した事案があります。併せて私も監督人を辞任し、解任された親族後見人の後任にスライドして選任されることで、(今度は後見人として)被後見人への被害を最小限に食い止めるために走り回りました。様々な理由を述べて不適正な支出を繰り返す親族後見人の指導の困難さ、解任の難しさ(親族後見人の抵抗)、監督人としての権限の限界、本人に接することが少ないことからの状況把握の困難さ、関係機関との連携の難しさ等を痛感しました。様々な場面で「覚悟」を求められる事案だったと思います。この事案はドラマティックな幕切れだったこともあり、様々な後見業務の中でも忘れられない事件の一つです。

後見監督人という仕事とは、「監督」という限定された場だけに、実はかなりのスキルを要する仕事だと思います。研修で得たものを通して自身のスキルをさらに磨いていきたいです。(澤井靖人)



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