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任意後見制度2(成年後見シリーズ⑦-最終回)


東京都福祉保健局のホームページに「任意後見制度に関係する悪質な犯罪行為にご注意ください」との記事が掲載されました。任意後見に関するトラブルが増えている結果かと思います。

任意後見制度は、自分の信頼する人に将来を託すことができるという、ご本人の自己決定を尊重したすばらしい制度です。また、任意後見契約に見守り契約・財産管理委任契約(任意代理契約)・死後事務委任契約などを併せて締結することで、ご本人のご希望に沿ったきわめて自由度の高い設定ができます。反面、自由度が高いゆえの副作用も大きく、使い方を間違えると財産侵害につながりかねない制度でもあります。

東京都福祉保健局のホームページにもトラブル事例が掲載されていますが、他にも既に若干判断能力の低下した高齢者と多額な委任報酬を受領する任意後見契約を締結するなどの任意後見制度が悪質ビジネス化している事例もあるようです。

「任意後見制度1」でも述べましたが、任意後見契約を締結するにあたっては、相手が自分の財産を託すに足りる人物であるか、信頼できる人物であるか、最期までよい関係を維持できそうか、契約の締結までじっくりと時間をかけて考えることをお勧めします。そういう意味では、契約までの期間は「お見合い」のようなものかもしれません。
(澤井靖人)

任意後見制度に関係する悪質な犯罪行為にご注意ください(東京都福祉保健局)
任意後見制度に関する改善提言(日本弁護士連合会)

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